■ここが聖地なのか
12月の中旬から計画を始めた初キャンプ。場所は富士山の見える場所が絶対。日程は、仕事始めは6日。そうすると、3日からの一泊。富士山の麓、富士宮の「ふもとっぱたキャンプ場」に決定。
ネットでは「キャンパーの聖地」ともゆるキャンの聖地とも書かれていました。楽しみです。
今回の大事なポイントは、寒さ対策。前回の茨城は走行中の寒さが応えました。今回はそれ以上でしょう。さらに就眠時はどうなのか。1月のキャンプは未体験。不安がつのります。
走行対策はこれ。
前回の防寒対策はのユニクロのヒートテック超極暖・上下でしたが、今回、ワークマンお得意の裏アルミのフィールドコア2枚を追加しました。
ユニクロとワークマンの最強タッグです。
結果は、大正解。ヒートテックの上に着た薄手のフィールドコアが特に効果的。暖かさが逃げない感じでした。
3日は快晴。良いツーリング&キャンプになりそうです。
高速嫌いの私ですが、さすがに下道だと+3時間。今回は高速を選択しました。
中央フリーウエイ。上りはすでに帰省帰りの渋滞が始まっています。
雪に覆われた富士山が見えてきます。期待と不安で胸が高鳴ります。
河口湖インターを降りたのが12時半過ぎ。キャンプ場の近くは食べるところは少なそうなので、インター周辺の道沿いで昼食場所を探します。
139号を走り、看板を見つけた吉田うどん、蔵之介さんに決めます。
素晴らしいロケーションです。
混みあっていましたが、待たずに席に着けました。
肉きんぴらうどんにしました。吉田うどんの特徴である太くコシのある麺で、小麦の香りを強く感じます。汁はだしがきいて少し甘め、何か懐かしい味です。吉田うどんの定番の薬味であるすりだね(赤唐辛子・ゴマ油に山椒を加えたもの)を入れるとまた違った味わいを楽しめました。一杯のうどんで、冷えた身体が一気に暖かくなり、ふもとっぱらに向います。
走りだすとすぐ右手に大きなショッピングセンターが見えます。買い出しするかな?と思いましたが、またキャンプ場まで25km。もう少し近くで買う事にします。
途中、道の駅に寄り、ふもとっぱらキャンプ場に着いたのが2時少し前。
ソロキャンプで代金2千円。
広い。とにかく広い。標高830mの富士山の麓に、東京ドーム約7ヶ分の広大なキャンプ場。無数のテント。そしてなにより驚くのは、何も遮るものがなく富士山を望めるその眺望です。
「聖地」その言葉が浮かびます。
少しでも寒さを防ごうとタープを被せて張りました。
テント越しに富士山を望むと、ここが聖地なのか。何か厳かな気持ちになりました。