■モンゴル料理風?
村上春樹さんの小説のタイトルを使わせて頂きましたが、まったく関係ありません。
今週の「孤独のグルメ」は、モンゴル料理でした。
今回はキャンプ飯は、モンゴル料理。「羊」にチャレンジ。
だから、羊をめぐる冒険。
村上先生。すいません。
まずは設営。じゃなくて1杯。
アサヒビールの新製品というか、35年前に発売のビールの復刻版。
当時「コクがあるのにキレがある。」の宣伝コピーでした。
ゴルファーの青木さんと尾崎さんがCMやっていたような。
グビッ。普通に旨い。
とすると、毎年新製品とか、さらに美味しくなりました。とか言うけどビールはそんなに変わっていないのかも。
ビールを飲みながらの設営。
あれっ。焚き火台を見ると1回しか使用していませんが、かなりのダメージ。
今後も使用レポートします。
ちなみに、初使用時の記事です。
いつの間にかに、日が暮れています。
急いで料理にとりかかります。
今回の夕食は野菜1品、羊料理3品の計4品
まず1品目は、原作者の久住さんが食べていた「豆苗のオリーブオイル和え」
映像的に生のようだったので、そのまま。
「少し胡麻油の感じがありますね。」と話していた記憶があるので、味付けは、オリーブオイル。岩塩。胡麻油少々。
現地で料理を決める事が多いので、持参する調味料の量が多くなります。
旨い。シンプルな旨さ。豆苗は生なのでシャキシャキ。
湯通しして冷水でしめてもいいかも。
2品目は、モンゴルの代表料理(らしい)ホーショール
小麦粉を練った生地でひき肉やたたき肉などを包み、油脂で揚げたもので、家庭だけでなく屋台でも売られている。との事。
合い挽きのひき肉でもよいらしいのだが、今回は、羊にこだわり、ラムを細かく切って使います。
皮は小麦粉を練るのですが、今回は餃子の皮大判、厚めで代用。
細かく切ったラム。玉ねぎのみじん切り、にんにく。味付けは、塩・胡椒。
そしてほりにしのスパイスを少々。
親父アレンジは、餃子の皮とほりにしのスパイス。
あとは餃子の皮で挟んで、包みます。
本来は揚げるのですが、油の処理があるので、揚げ焼きにします。
ここでプレモル。香エール。
焼き揚がりました。
皮パリパリ。肉汁。旨い。ほりにしスパイスがいい仕事しています。
ひき肉じゃないので、肉の弾力、食べ応え。
3品目は、骨付きラムを焼くだけ。
でもこの焚き火台、火加減が難しい。
加減を見計らって焼きます。
いい感じに焼けました。
シンプルに塩で頂きます。
羊の肉の香り、脂の甘さ。そして肉汁。
焼いて、塩だけ。キャンプ肉の基本かも。
ラストは、TVで吾郎さんも食べていた。チャンサンマハ。
骨付きの羊肉の塊を岩塩で茹でるだけの豪快な料理。
骨付きの羊肉の塊など普通のスーパーで売っていないので、先ほどの骨付きラムで代用。むしろチャンサンマハの為に骨付きラムを買いました。
チャンサンマハらしきものです。
この料理は、設営後すぐに調理を手掛けていました。
メスティンで湯を沸かし、岩塩。そして弱火でひたすら茹でる。
柔らかい。焼くのとまた違う肉と脂の旨さ。
長時間茹でるので、肉の旨味が逃げないかな?と思いましたが、岩塩の塩ゆでなので、あくが抜けて肉の旨味だけが残るようです。
本物はもっと美味しいだろうな。
キャンプでの羊料理は、まだまだトライ出来そうです。
どうやら今回は、キャンプ飯で羊肉料理に挑戦する、羊をめぐる冒険のスタートのようです。
続く