■山梨の酒に料理を合わせる
●木を切る
設営完了。
新しいオイルランタン。
このタンの色が気に入って買いました。
いい。渋いな。
まず木を切る。せっかくのキャンプなのにせわしないのは、おやじの性。
薪は安かったのですが、みさきの先に行った帰りに枯れ木を拾ってきました。
ワークマンの鋸でひたすら切る。
●ふじやまビール
モンベル富士吉田店の隣はFUJIYAMABEER。クラフトビールのお店でした。
販売しているビールは3種。ピルス・ヴァイツェン・デュンケル。
すっきりして飲みやすいビールです。
そしてワインは甲州。日本固有のぶどう品種。
このワインは、シュールリーの製法で作られたワイン。
ワインの発酵が終わった後も澱引きをしないで熟成させる製法。
澱(主に酵母)の成分が分解されたアミノ酸が、ワインに深みと複雑さを与えます。
確かにすっきりさが持ち味で、どちらかというと厚みの足らない甲州に、複雑さを与えています。
ラベルを見なかったら甲州と気がつかないかも。
●山梨合わせ
甲州合わせ、ふじやまビール合わせの山梨合わせ。
●わかさぎ唐揚げ
個人的には、天ぷらに甲州合わせるのが好きです。
天ぷらは手間がかかるので、今回はわかさぎの唐揚げ。
小麦粉と片栗粉を混ぜてまぶします。
ホットサンドメーカーを使いオリーブオイルで揚げます。
塩をまぶしたら完成。揚げたてを頂きます。
わかさぎの身の甘さ、香ばしさ。
甲州の柑橘系の香りが合う。
わかさぎを食べる手とワインが止まらない。
●焚き火に火を入れる
暗くなってきました。気温も下がってきたようです。
頂いた松ぼっくりで、焚き火に火を入れます。
すっかり日が落ちました。湖畔の灯りがゆれています。
●せせり塩焼き
焼き鳥の塩にも甲州は合うんです。
残念ですが甲州地鶏が売っていなくて、他県産の鶏せせりの塩焼き。
柚子胡椒で頂きます。歯ごたえがいい。
甲州合うよなー。
しばし焚き火を眺めながら休憩。
●ヴァイスブルストと山梨トマト
さてふじやまビール合わせを始めましょう。
食材は、山中湖ハム。
白いソーセージ『ヴァイスブルスト』
茹でで皮を剥いで食べるそうです。
山梨産のトマトをカットして添えます。
●カリーブルスト風
せっかくなので2本の内1本は、ドイツのソールフード、カリーブルスト風にして頂きます。
ヴァイスブルストを茹でた後、炒めてソースとケチャップで合えます。
最後にカレー粉をかけて完成。
ヴァイスブルストはあっさりとした味わい。
食感は、柔らかく魚肉ソーセージのような感じです。
ビールとソーセージ。いいよね。
幸せの時間。至福の時。
続く。