おやじソロキャンプ
おやじは、ギャグを思いつくと、誰かに話したくて我慢出来なくなる。
話そびれて冷静になると、大して面白くない事に気づく。
■ご当地グルメか、洋食か。
妻と旅行に行ったりで、キャンプの間が空いてしまいました。
10月の3連休。土日はなんとか天気がもちそうなので、出発。
もう秋ですね。見上げると、少し「いわし雲」の感じ。
●志村けんさんに会いたい。
我が家から小菅村まで、ルートのとり方によっては東村山を通ります。
確か駅前に志村けんさんの銅像が建っていたはず。見たい。会いたい。
こんな気持ちになるのは、きっと秋のせいだ。
その像は、東村山駅東口。昭和51年に志村さんの功績を称えて植樹されたけやきの木、通称「志村けんの木」の傍らに建っていました。(2021年6月建立)
私以外にも、次々と記念撮影の方。今でも多くの人に愛されています。
●黒焼きそばを食べよう。
志村さんに会ったらお腹が空いた。
せっかくなので、東村山のご当地グルメ「黒焼きそば」を食べる事にします。
キャンプ場への道すがら探していると早速、のぼり旗を発見。
●お弁当?ラーメン?洋食店?
店名は、「じゃがいも」さん。お弁当コーナーは人が並んでいます。人気店。
西山ラーメンの暖簾がかかっていますが、前に置いてあるホワイトボードのランチメニューは「チキンピカタ」で洋食。何屋さん?
まあ黒焼きそばはあるでしょう。入ります。
●メニューはザ・洋食。黒焼きそばがない?
中も家族連れ等でほぼ満席。
カウンタ―に座ります。
メニューを頂いてみると、思いっきり洋食。
隅々まで見ても、ラーメンも焼きそばもありません。
見上げると、壁にはってあるお品書き。ラーメンあった。
やっぱり黒焼きそばが無いので、お店の方に尋ねます。
「奥の端の壁にあります。」
●おやじ悩む
回りの席を見渡す。テーブルに乗っているのは、ハンバーグ。オムライス。カツカレー。あとランチのピカタ。いや。奥にラーメンが一人。
どう考えても、この店のルーツは洋食店だ。
何らかの事情、もしくは常連の要望でラーメンが追加された。だからメニューにない。
黒焼きそばは、商店街とか協会に頼まれて取り扱ったのかも。
※おやじの勝手な妄想です。
ここで、黒焼きそばを食べるのが正解なのか?
「注文決まりましたか?」店の女の子が聞いてくる。待ってくれ。
いや、初心貫徹。黒焼きそばは、食べよう。
ただ洋食を食べないで帰ったら後悔する。(本当?また来れば)
お腹に入る量。そしてザ・洋食。これだ!
メニューで見て。いつも気になるけど、メインにするにはどうも弱い。
名バイプレイヤーのような洋食。(個人の意見です。)
●まるで異種格闘技戦
黒焼きそば来ました。
ここでカニクリームコロッケも入場。
こうして並べてみると、異種格闘技戦のようです。
アントニオ猪木さんのご冥福を祈ります。合掌。
●実食
黒焼きそば
麺のもちもち、キャベツのシャキシャキ。そして刻んだイカの弾力性。
この歯ごたえの三重奏。
ご当地の専用のイカ墨ソースを使用がルール。
普通に美味しい。
お店でアレンジしているのかな?洋食に寄った味わいです。
ナイフを入れてみると中のクリームは、オレンジがかった色合い。
クリームは硬めで、味は、極めて濃厚。
クリーム、チーズ、バター。カニの味わいだけでなく、カニ味噌も入っている?
タルタルが添えられていたので、付けて頂きます。
酸味が加わって、また違った味わい。
バイプレイヤーは前言撤回。主役、それもベテランの味。
ご馳走様でした。黒焼きそばとカニクリームコロッケ。1,386円
また来たい店。次は「牛みそバター焼定食」に決定。
■きっちん じゃがいも
営業時間:11:30〜14:30 17:00~20:00
定休日 :月曜日
住所 :東京都東村山市久米川町4丁目39-26 サンクレスト東村山
続く。