■梶原悠未 日本女子初の銀メダル!
8日のベドロドームのプログラムは
・女子スプリント準決勝~決勝
・男子ケイリン準決勝~決勝
・女子オムニアムスクラッチレース・テンポレース・エリミネーションレース
ポイントレース
会場は向って左が各国のブース。右側は表彰台。
●女子スプリント
本線は、250mトラック3周で行われ、1対1で先着を争うトーナメント戦。
タイムレースでなく、駆け引きの中でいかに先にゴールするか。
ラスト半周が勝負のレース。
実は私は高校時代自転車競技をしていましたが、当時嫌いな種目の1つ。
集団レースだと、流れの中で勝てる事もあるのですが、1対1のスプリントは、実力の差がモロに出ます。
ラッキーでは勝てない種目。
3本で2本勝った選手が勝ちですが、決勝も2本で終わり。
カナダのミッチェルの圧勝でした。
■男子ケイリン
オリンピックのケイリンは1周250mのトラックを計6周する1500m、最大7人で行われる競技です。
6周しますが、実際、最初の3周は、ペースメーカーが先頭するので、実際は、3周勝負。そこからレースは一気にヒートアップし、最後の1周では最高時速80キロ。
ケイリンの名前ですが、日本の競輪とは、レースの流れが異なり、完全に個人戦。
(レース結果と個人的意見)
脇本選手は、準々決勝で圧倒的1位通過でしたが、準決勝は2組では、最後のコーナーで前の選手と接触、失速。5位で決勝に行けませんでした。
7位~12位決定戦に回りましたが、1位でしたので、決勝に行けたらメダル獲得が狙えたと思える走りでした。
(私の観戦ポイント)
ペースメーカーを見ているのが楽しいです。近所に買い物のような感じで現れ、その後を選手がついていきます。
後ろの圧は強い中、飄々と走るペースメーカー。
ケイリンの日本人の戦績は、2008年の永井選手の銅メダルが最高。
そもそも、日本と海外では、自転車競技の地位が違います。
ツールドフランスの熱狂が示すように、海外での自転車競技人気は高いのです。
■女子オムニアム
1日で4種目を行い、総合ポイントで競います。
・スクラッチ
7.5km(30周)の長距離レース。
このレースは接触で落車が続きました。
・テンポレース
これも30周、スクラッチと違うのが、各周で1位がポイントをゲット。
・エルミネーション
2周ごとに最後尾の選手が抜けていきます。
最後2名になるまで続きます。
最後尾と認定された選手は、ハンドルに赤いライトが点きます。
・ポイントレース
女子20kmにて競うレース。 10周ごとにポイント周があり、その周の順位によって
ポイントを得られます
梶原選手は落車しますが、レース復帰。
周回遅れになりますが、その前の3種目のポイントで銀メダル。
自転車競技では、女子初の銀メダル。
自転車を持ち上げて観客に応える梶原選手
表彰式。梶原選手は小柄。銀メダル素晴らしいです。
五輪あるある。
国旗は国歌が終わるとすぐ下がります。(笑)
さて帰りましょう。
出口もボランティアの方のお見送り。
今回のオリンピックの観戦では、選手の頑張りとオリンピックを支えるサポーター、ボランティアの方の頑張りに感動しました。
「おもてなし」はそこに確かにありました。
最後までお読み頂きありがとうございました。