■より自然との共生を考える。
●国立民族共生公園
博物館を出ると、何やらアイヌの楽器の演奏をしています。
ポロト湖を渡る風に、楽器の調べが乗って届いてきます。
北海道旅行最終日にやっと晴れた。気持ちがいい。
ここは、先住民族アイヌの文化を五感で感じるフィールドミュージアム。
急ぎ足で公園内を回ります。
丸木船。これはナイフがあれば作れるかな?
住居。実際より大きく作られているとの事。
中で色々体験出来ますが、今回はパス。見るだけ。
カムイへの祈りを捧げる祭壇。
●体験学習館
アイヌ料理の体験や伝統楽器の演奏が聴ける体験学習館。
アイヌ料理の料理教室。うーん。3時間。無理だ。
伝統楽器の演奏を聴かせて頂きました。
●体験交流ホール
10時半からの伝統芸能を見学。
エントランスでの予約制です。全席指定。
1番の予約だったせいか最前列。
アイヌの歌と踊り。
ここでもどこか沖縄の踊りに通じるものを感じます。
リズムは違いますが、バリのケチャダンス的でもあります。
●慰霊施設
過去に発掘・収集され、全国各地の大学において保管されていたアイヌ民族の遺骨・副葬品のうち、直ちに返還できないものがウポポイに集約されているそうです。
この辺を語るには、もっとアイヌの歴史を学ばなければいけません。
合掌。
●あれは何だ?
あれ?まだ見ていない施設があったかな?
近くのスタッフの方に伺うと今年オープンした星野リゾートのホテル。との事。
ウポポイの景観を損なわないような配慮がされています。(個人の感想です。)
●アイヌ料理が食べたい!
空港へ行く時間がせまっていますが、食い意地のはっているおやじは、アイヌ料理を食べないでは帰れません。
レストランはゲートの外に何軒かありますが、アイヌ料理はどうやらこのカフェだけ。
走り回って息がきれた。
オハウとはアイヌ料理の温かい汁。
チェオハウ(鮭)にします。
鮭・塩・昆布・野菜の旨味の優しい味。
何かほっこりとする料理です。
鮭が美味しい。
アイヌの人々が鮭を愛した理由が分かる。
●さらばウポポイ。ありがとうウポポイ。
短い滞在時間ですが、自然の中に身をおいて時間を過ごす事を趣味にする自分として、ウポポイに来て本当に良かった。
まだアイヌの文化や歴史を知るほんの入り口に立っただけ。
今回は駆け足でしたが、次回は、娘達と一緒にゆっくり語りながら見学したいと思います。
■ウポポイ
北海道白老郡白老町若草町2丁目3
最後までお読み頂き、ありがとうございました。