■それでも生きていく。
富岡町を抜けて行きます。
福島第二がある楢葉町の道の駅のようなショッピングタウンです。笑店街の文字に引かれて遅めの朝食にします。
復興を象徴するように町の皆さんで考えて出来た施設で、商店だけでなく町民館のような機能もあるようです。希望をイメージさせる笑店街のネーミングです。
せっかくなので、Jヴィレッジに寄りました。福島県の聖火のスタートの場所です。(オリンピックは延期になるだろうと思っていましたが・・予想どおり)
まだまだ風が強いので下道で帰ります。家につくには何時やら。
常陸太田を走っているのとこの看板。
この店構え、入らない訳にはいきません。
店内は普通の食堂風です。
看板メニューのとろろ定食を頂きます。
料理より貼ってあるコメントが美味しすぎます。
浪江町の人々。双葉町、富岡町。今回のツーリングを帰り道で振り返りながら、思い浮かんだのは、小松左京さん原作の「日本沈没」の映画です。(1973年)
※2006年にも再映画化されていますが、そちらは見ていません。
ラストシーンで、地殻変動で日本は沈み、日本人は世界中に難民としてちりじりになります。でも主人公の瞳には、絶望ではなく、生きて行く強い意思を感じました。
天災・人災。それでも人は生きて行く。