■たき火フライパン。登場。
そろそろ夕飯の準備を始めましょうか。
今回の調理道具は、ブッシュ・クラフトの「たき火フライパン」
私の場合は、ツーリングキャンプなので、キャリーバックかサイドバックに入れるので、サイズ・重さが重要な物選びのポイントです。
このフライパン、ハンドルを現地の枝で調達するのが1番の特徴。
そして、鉄製で約500gはかなり薄手です。
ここが悩んだポイントです。
熱が満遍なく伝わるには、薄す過ぎるのでは?
でも、携帯性と雰囲気で決定。
焼き入れ済。となっていましたが、念のため、自宅で事前に簡単な油ならし、シーズニング。
準備はOKです。
まずは取っ手の調達。
小型のこぎり、いつも持っていますが初めての出番?
反った具合、いい感じ。
まずは火を入れ、6時5分スタート。
今回の調理器具は当然、フライパンのみ。
道の駅で地元の食材が食べれなかったので、料理はハーブガーデンと道の駅で買った大多喜の食材のみ。
まずは前菜、スナップエンドウ。
オリーブオイルで焼くだけ。塩・胡椒。
旨い。素直に旨い。野菜の味が濃い。
普段食べてる野菜ももっと味わって食べないと申し訳ない。
メイン食材はイノシシ。
道の駅で買いました。
ブロックとバラ。
イノシシは、 「千葉を炙る」時に、いま一つ納得出来ない仕上がり。
今回、再挑戦。イノシシリベンジ。
暗くなってきたので、オイルランタンに火を付ける事にします。
またもトラブル。
芯がきれてる。
テント内用のLEDランタンを使います。
次は、地元の玉ねぎとイノシシのブロック炒め。
ちなみにイノシシ肉は、キャンプ場到着後、赤ワインに漬けておきました。
たっぷりのにんにくでイノシシ肉(ブロック)を炒めます。
そして玉ねぎ。
2品目。
基本はにんにく、塩胡椒。
追い足しでスパイス。
悪くない。
最近お気に入りのハリッサ。チュニジア生まれの唐辛子をベースに様々なスパイスを混ぜた調味料。
駄目だ。イノシシ肉が負ける。スパイシーさは必要だけど、あまり強いとイノシシ肉の弾力性だけが残る。
さて最後は、「イノシシのミルフィーユカツレツ」です。
イノシシのカツはチョカツというそうです。
イノシシ肉の旨味を活かし、どう食べやすくするか?
今回は、薄切りの肉を使い、ミルフィーユ状のカツにしてみます。
小麦粉にまぶし、重ねて玉子。
パン粉を付けて、たっぷりのオリーブオイルで揚げます。
火加減が難しい。あっ。崩れた。
下味は塩胡椒ですが、大多喜ハーブガーデンのバジルペーストをメインにします。
サラダもハーブガーデンで購入したものを盛り付け。完成。
赤ワインで頂きます。
薄切りのミルフィーユOK。柔らかく食べやすい。
バジルも相性が良い。多分、フレッシュトマトのソースも合うと思う。
問題は、揚げ具合がバラバラな事。
揚げ物は焚き火では難しい。
温度のコントロールが出来ないのが1番の課題です。
キャンプに凝った揚げ物は不向き。
串カツやフライドチキン程度ならいいかも知れない。
見上げると空の様子が怪しい、何か生ぬるい風も吹いている。
嫌な予感。
続く。